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機械系大学院を目指す人のために情報を提供します。



久しぶりに大学院受験ブログを見たら、機械系の院試ブログが増えている!すばらしい!
ので、リンクを貼らせていただきます。
このブログもだんだん情報が古くなってきてしまい、更新する予定もないので、新しい情報はこちらのブログを参考にしたらいいと思います。(著者の方々、勝手にリンクしてごめんなさい。問題あったらご一報ください。)

機械系の東大院試を受けよう!(ごんたさん)

機械系大学生の生活(nn17さん)

ほぼゼロからの機械系院試(bstgsさん)

参考にする情報が増えることはいいことですね。
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お久しぶりです。
さっぱり更新が途絶えているのですが何人か見てくれているようですね。
私は3月に東大院の機械工学専攻を無事修了し、4月から元気にメーカーで働き始めました。

さて、2014年度入学試験の志願者数と合格者数が発表されていたので、リンクを張っておきます。

東大院工学系研究科2014年度志願者数・合格者数

去年と同様、機械工学専攻の外部日本人志願者は約70人で合格者は10数人といったところですね。
相変わらず内部生も20人ぐらいは不合格になっているようです。

機械工学専攻は近年は外部受験者が比較的少ないですね。あと、機械関係では精密工学やバイオエンジニアリング専攻は受験者が少ない割に合格者が多くて、けっこう狙い目かなーと思ったります。

今年の夏、院試を受ける人は、勉強頑張ってください!
 
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今日で東大機械の筆記試験は終わりですね。
みなさん本当にお疲れさまでした。

今年の問題はどんなかんじだったのか気になります。
感想とかこっそり教えてくれたら嬉しいです。

あと、問題をスキャンして送ってくれたりなんかしてくれる優しい人待ってます。

もし出来がイマイチだったとしても研究室の希望調査票はしっかり書いてくださいね。
そして、もし筆記通ってたらA1合格じゃなくても絶対面接は受けてください。
A2でもひょっとしたら第一希望に通ってるかもしれないので。

ではでは、明後日の筆記合格発表まで地獄の2日間をお過ごしください(笑)
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今日はコメントでリクエストがあった平成25年度の機械力学を解説しようと思います。

H25-kiriki.jpg

前半は大丈夫だと思うので、後半だけ解説します。

(4)図の系の運動方程式を求めよ。

特に問題ないでしょう。

J1θ1'' = -k112)
J2θ2'' = k112) -k223) +T0cosωnt
J3θ3'' = k223)

(5)円板1と円板2の相対振幅Δθを求めよ。

(4)で求めた式を与えられた文字で整理すると
H25-siki1.png …(A)
となります。
ここで、定石通りθiicosωnt  (i = 1, 2, 3)として(A)に代入して解いて
Δθ = Θ1 - Θ2 としたくなると思いますが、それは間違いです。
求めたいものは、「1の振幅から2の振幅を引いたもの」ではなく、「1の変位から2の変位を引いたものの振幅」だからです。
つまり、θ1- θ2 = ΔΘ1cosωnt とおいたときの ΔΘ1が求めたいΔθです。
そこで、式の形に着目して、
(第1式) - (第2式)および(第2式) - (第3式)で
H25-siki2.png …(B)
とします。
θ1- θ2 = Δθ1= ΔΘ1cosωnt,  θ2- θ3 = Δθ2= ΔΘ2cosωnt
として(B)に代入して計算すると
H25-siki3.png …(C)
と求まると思います。
相対振幅Δθ = ΔΘ1 なので、これで求まりました。

(6)Δθ = 0となるばね定数k2を求め、ことのきの円板3の振幅を求めよ。ただしJ2/J1=0.1,  J3/J2=0.2とする。
(5)の結果から、Δθ = ΔΘ1 = 0となるのは
ν22 = ωn2 のときなので、
ν22 = k2/J3 = k1(J1+J2)/J1J2
∴ k2 = k1* J3/J2*(1+J2/J1) = 0.22*k1
次に、このときの円板3の振幅を求めます。
(A)にθiicosωnt  (i = 1, 2, 3)を代入し、ν22 = ωn2とすると
H25-siki4.png
となり、第3式からΘ2 = 0
→第1式からΘ1 = 0
→第2式からΘ3 = -ν12/(μν22) * θst = -k1/k2 * θst= -1/0.22 * θst
と求まります。よって、円板3の振幅は1/0.22 * θstで位相は加振トルクと逆位相です。

(7)わかりません(笑)

以上です。間違ってたら教えてください。

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